浦レポ by 浦和フットボール通信

埼スタリニューアル初戦はマンマーク型とのバトル 右サイドバックの人選も注目【轡田哲朗レッズプレビュー/札幌戦】

(Report by 轡田哲朗)

マチェイさんが札幌戦をどう捌いていくか

浦和レッズは4月15日に北海道コンサドーレ札幌とリーグ戦のホームゲームを戦う。ここまでの7試合で勝ち点13という数字は、上位で戦っていくだけの基準を満たしている。順位表を見ると、6位の浦和と7位の湘南ベルマーレの間は少し開いているし、この切れ目の上にいるという点で序盤戦の戦いは評価されて良い。そして、今回は2012年から17年途中まで浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が率いる札幌との対戦になるが、彼らはリーグで2位タイの13得点をマークして、リーグワーストの3位の13失点という非常に「らしい」数字を残してこのゲームに臨む。マチェイ・スコルジャ監督も、この数字について「興味深い」と触れていた。

浦和はマチェイさん自身が今月末のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を見据え、それまではあまり大きくメンバーを入れ替えない方針を明らかにしている。その点でいくとスタメン予想は難しくないのだが、今回に関しては前節の名古屋グランパス戦で酒井宏樹が負傷し、その復帰はACL決勝を目指していくものとされているだけに札幌戦の欠場が確実。そのポジションを誰が務めるのかというのも注目ポイントになる。

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