浦レポ by 浦和フットボール通信

対3バック、今季初出場のメンバー 興味は尽きない試合【轡田哲朗レッズプレビュー/ルヴァン杯湘南戦】

(Report by 轡田哲朗)

突破を考えたら敗戦スタートになると厳しい

浦和レッズは3月8日にルヴァン杯のグループステージ初戦で、湘南ベルマーレとアウェーゲームを戦う。4チームがホーム&アウェーで6試合を戦う形式で、各グループの1位が無条件で突破。2位の場合は、5グループの2位同士で成績を比較して上位3チームが突破して合計8チームが上に進む。昨年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージと同じ方式だと言えるだろう。単純な2着取りのリーグ戦であれば、6試合のパターンは勝ち点10が目安になることが多い。しかし、そこから少しでもポイントを上積みしていくことが必要なので、負けで入るのは絶対に避けたいところだ。

一方で、マチェイ・スコルジャ監督が「この道のりの最初のところに立っていることを考慮しないといけない。パフォーマンスと結果を求めながらも、公式戦で選手を見ることで把握することを進めないといけない。湘南戦は何人かの私にとって新たな選手を見るいい機会だと思う」と話しているし、「天皇杯はACLにつながるので、私たちにとって非常に大切な大会だ。しかし、ルヴァン杯も目標にしている」という言葉からも、ある程度はこの大会を投資に使うような意図を持っているかもしれない。

その観点から、3月4日のセレッソ大阪戦からはスタメンを総入れ替えしても不思議がないのではないかと思っている。この湘南戦の後に中2日でリーグ戦のヴィッセル神戸戦をアウェーで戦わなければいけないというのも、大幅な入れ替えでこのゲームを戦っても不思議ではないと思わせる要素だ。

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