浦レポ by 浦和フットボール通信

少しニュートラルに戦えそうなゲーム ここ2試合の成果を【轡田哲朗レッズプレビュー/C大阪戦】

(Report by 轡田哲朗)

中3日の試合で、次は中2日。プレータイムをどう調整するか

浦和レッズは25日にリーグ戦の15試合目でセレッソ大阪とアウェーゲームを戦う。このスタジアムでは昨秋にルヴァン杯の準決勝で対戦していて、その際に現地取材をした経験からは長居陸上競技場のすり鉢状になった大きなスタジアムと違い、コンパクトなサッカー専用スタジアムという趣で良い雰囲気がある。

浦和は現在リーグ戦を7試合連続引き分け中で、それは勝ち点の足りない状況を招いている。一方で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いから帰国しての2試合がスコアレスドローだったのと比較すると、ここ2試合になる横浜F・マリノス戦と鹿島アントラーズ戦はそれぞれ3-3と1-1の引き分けで少し試合の様相は変化している。マリノス戦の後半はかなりリスクをかけて踏み込んだと同時に相手が背後をかなり空ける特殊な状況だったし、鹿島戦は最終ラインが変則的かつ3センターに近い中盤の構成をピッチに持ち込んだ。そう考えると、年間の中でもベーシックではないオプションが発動された感もある。このセレッソ戦は、それと比較すると基本形に近い戦いになるのではないかと予想される。

(残り 1454文字/全文: 1964文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ