タイの強豪ムアントンとパートナーシップを締結 その狙いとは?
(Report by 河合貴子)
提携期間は5年間
タイ代表選手を多く輩出し、Jリーグにもティーラトン選手(横浜FM)、チャナティップ選手(札幌)、ティーラシン選手(元清水)、ティティパン選手(元大分)など送り込んでいるムアントン・ユナイテッドFCと浦和は、パートナーシップに関する覚書を締結した。
2013年にはACLグループリーグで対決した両クラブであるが、浦和からは若手選手の育成やコーチングスタッフの派遣なども含めて切磋琢磨しながら共にアジアのリーディングクラブとなり、ACLチャンピオンを目指していくことになった。
立花洋一代表は「大きな理由としては、コロナ渦の中で我々浦和レッズとしては新たな事業の拡大に迫られ、特に海外事業の拡大の動きがあった。アジアの中でタイは魅力的であり、ムアントン・ユナイテッドFCのオーナーを務めているサイアム・スポーツ(タイ国内の大手メディア企業)が、Jリーグのタイでの独占放映権をお持ちだということで、ムアントンと一緒にいろんなことをやっていく。浦和レッズが、タイ国内で広く知れ渡るようになり、いろんな事業が、タイ国内、日本にも影響する形を必ず作れると確信して提携の合意に至り覚書を送ることになった」と話した。
そして「埼玉と世界を繋げる理念が我々にあり、そしてあらゆる分野でアジアNO.1を目指すビジョンがある。理念、ビジョンが合致している今回の提携を通じて、アジアのスポーツ、サッカー、文化交流など発展させていきたい。両クラブが、アジアの中で存在感を発揮して、世界に出て行く未来へと繋げたい」と力強く話した。
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