岩波拓也が「浦和の闘将」のイメージを背負い、今季にかける想いとは
(Report by 河合貴子)
今季から背番号4を背負う
「浦和の闘将というイメージの番号を背負った」と今シーズンから背番号4になり『浦和の闘将』としての自覚が芽生えたのは岩波拓也選手だ。
リカルド・ロドリゲス監督新体制の下で5レーン理論に基づいたポジショナルプレーでは、センターバックは攻守において重要な役割を担っている。後方からの攻撃の組み立てはもちろんだが、両サイドバックが高いポジションをとったときのリスク管理など攻守においてのオフ・ザ・ボールの動きなどのクオリティーが求められる。もともと岩波選手の後方からの攻撃の組み立ては定評がある。サイドへの飛ばしパスやクサビの縦パスなど戦術眼は優れている。
そこをさらにスキルアップさせて「まずは、ボールを大事にする。ビルドアップでいかに相手を引き出せるかをすごく要求されているし、それがパスだけでなく自分がドリブルで持ち上げって行って相手を引き出して、より次にパスを出す選手を楽にしてフリーにした状態でボールを上げることをキャンプからトライしている」と話し「GKにバックパスが入ったとき、より深さを取って相手のプレスを受けない状態でビルドアップをする意識はしている」と目を輝かせた。
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