浦レポ by 浦和フットボール通信

大槻監督が掲げるキーワード「主体的」を具現化するためには

(Report by 河合貴子)

再開5試合を振り返って

「一日、一日を大切にみんなでやっていきたい。これまでもそうですし、これからも変わらずにやっていきたいと思う」と大槻監督は、キリリと引き締まった表情をした。大槻監督からは迷いは一切感じられない。チームを熟成させるためには、『継続は力』になっていくと思える言葉であった。結果と内容を求めながら、大槻監督サッカーが熟成されていくことが一番である。

新型コロナウイルスの影響で中断されJリーグが再開し、5試合で2勝1分け2敗。内容も結果も決して満足のいく成績ではなかったが、チームのスタイルを変えて再建していくよりも、沖縄キャンプからやってきたことを積み上げてしっかりとした土台を作るのだ。

「(試合の)間に3日ありますから、試合のフィードバックをして、トレーニングを組んで、前日には試合の準備をすることは変わらない。きちんと毎試合、選手と準備をしている。準備したものをしっかりと(試合で)出す。そのための毎日のトレーニングだと思っている」と話した。

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