噛み合うか噛み合わないか、ガンバの宮本監督がハーフタイムに選択したこと【轡田哲朗ゲームレビュー/明治安田生命Jリーグ第31節 G大阪戦】
(Report by 轡田哲朗)
監督の前日コメントは読み方がある
浦和レッズは3日のJ1第31節、ガンバ大阪とのホームゲームに1-3で敗れた。前半に良い流れで試合をしながら先制を許し、後半の頭に興梠慎三のゴールで追いついたが、そこから2点を奪われた。オズワルド・オリヴェイラ監督は「敗戦を認めざるを得ない」と、ハッキリとした言葉でこの試合を総括した。
浦和は橋岡大樹と荻原拓也がU-19日本代表の活動で欠場。彼らは来年のU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会への出場権をしっかりと勝ち取り、個々に良さも出した。ゲームレベルだけで言えばJリーグの試合に出た方が高いレベルの経験だったかもしれないが、開催国インドネシアと出場権が決まる準々決勝において8万人近い完全アウェーを経験するというのは、この大会に参加しなければ恐らくACLの決勝に近いラウンドでなければ経験できなかったことだ。そうした意味でも、浦和にとっては痛い面もあったが、選手のキャリアという点では有意義だっただろう。
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