2018.04.22

数的優位、質的優位、大槻監督の準備とミシャの対応がピッチに描いたもの【轡田哲朗ゲームレビュー／明治安田生命Ｊリーグ第９節札幌戦】

2018年04月22日 15時49分　
カテゴリ：レッズ試合レビュー • 轡田哲朗レッズレビュー
タグ : photo • pickup

(Report by 轡田哲朗)

ミシャ式による真っ向勝負

浦和レッズは、21日のリーグ第９節コンサドーレ札幌戦を０－０で引き分けた。この日の対戦相手は、何と言っても昨年の夏まで浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督。“ミシャ”の愛称で知られた指揮官は、変わらぬ１トップ２シャドーに３バックの「ミシャ式」で埼玉スタジアムに乗り込んできた。一方で、この日が監督しては当面のラストマッチになった大槻毅暫定監督も、「疑似的なミシャ式」で真っ向勝負を挑んだ。そして、そこには対ミシャ式のポイントが散りばめられていた。

（残り 2417文字／全文: 2668文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。