元日快晴の天皇杯決勝。浦和レッズは、またしてもガンバに屈する。【島崎英純の試合レビュー】2015天皇杯決勝・ガンバ大阪戦レビュー(2015/1/2)
9年ぶりの制覇を目指した、天皇杯決勝のガンバ大阪戦。今回は特別企画で、「浦研」との共同企画で、島崎英純さんの試合レビューを掲載いたします。
序盤からプレーリズムが悪かったいくつかの要因
試合開始からしばらくの浦和レッズはプレーリズムが悪かった。その理由はいくつか考えられる。
前線トライアングルの先発は1トップ・興梠慎三に2シャドー・李忠成&武藤雄樹のユニットだった。準々決勝のヴィッセル神戸戦の布陣である。この前線トライアングルは神戸戦でフレキシブルなポジションチェンジを繰り出して『ミラーゲーム』を仕掛けた相手を幻惑した。ガチガチのマンマークで対峙する相手を外すのに効果的と考えたからだ。この効果は絶大で、パニックに陥った神戸は前半だけで3失点して敗戦への道を辿った。
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