【全文】中島翔哉・浦和レッズ加入会見「日本に帰るとしたらこのチームでしかプレーするつもりはなかった」
こんにちは、中島翔哉です。このチームに加入できてすごく嬉しいです。今日はよろしくお願いします。
Q 長年海外でプレーされてきて、ここでJリーグに復帰となりますが、Jリーグ復帰と浦和加入の思いをお願いします。
自分自身も日本でプレーするとは、数ヶ月前までは思ってなかったんですけど、いろんな話の中で、ここに来てプレーできれば、自分の成長にも繋がると思いましたし、それがこのチームのためになればなと思ってきました。どこでサッカーやっていても、常に成長したいと自分も思っていて、国はあまり関係なく、練習中は久々に日本語なので、すごく楽です。すごく楽しみです。
Q まだ数日だと思うんですが、浦和の印象、いかがでしょうか?
そうですね、チームメイトもスタッフ、監督、コーチもみんなすごく親切にしてくれるので、毎日すごい楽しいです。
Q フットボール本部の方では、真夏のウィンドウが今開いている中で、全体としての狙いの中で中島選手の獲得はどういう意味を持ち、獲得に至ったのか?
土田尚史SD
我々としまして、今シーズン前半を振り返った中で課題というのを整理しています。攻撃面での改善っていうのはやっぱり大きいと思っております。もちろん、今からスタートしたわけではなく、このタイミングや、翔哉くんが入ってきたこのポジションというのは補強ポイントということで、今シーズン始まってからずっとリストアップをしていました。
その中で今シーズン、今の立ち位置、レッズの目指すところ、というところはリーグ優勝、そこに向けてのメッセージだと思っていただいて結構です。もちろん、ルヴァンカップ、天皇杯も狙わないといけないタイトルですし、そしてシーズンが終わった後のクラブワールドカップ、そのあたりに向けてです。
Q 登録上、リーグとルヴァンカップのことはわかるんですが、天皇杯やACLはどの段階から中島先生が出場可能なんでしょうか?
言えるところと、言えないところがありますので、まもなく可能だという表現でお願いできればと思います。
Q リーグ前半戦の浦和の試合を確認されたと思いますが、現時点で受けているチーム全体への印象、あとは自分が入ったときにこのようなプレーでチームを良くしていきたいと感じるところなどいかがでしょうか?
そうですね。試合はもちろん見ていて、データにもあるように、やっぱりまずしっかり守れるチームだと思いますし、失点数も少ないチームだと思います。そこは一つ、強みだと思います。前にクオリティの高い選手がたくさんいるので、その中でプレーするのはすごく楽に、僕もプレーできると思いますし、知っている選手も多いので、すごくやりやすいんじゃないかなと思います。
Q 日本代表のときから「楽しむ」という言葉をよく使用されてきたかと思うんですが、割と浦和レッズのサポーターは勝利への欲求が強いという印象があります。
僕も勝つのは好きなので、はい(笑)。勝敗どうでもいいっていう感じで言っているんじゃなくて、勝つために今まで自分がいいプレーをしたときはやっぱり、本当に楽しくプレーしているというか、それは自分が好き勝手やるとかじゃなくて、心から楽しんでいるときは自然とチームも良いプレーをしているなと思ったので、そういうことを言っているんですけど、そういうふうにプレーできたら浦和レッズの勝利に貢献できると思うので、楽しみながら頑張りたいなと思っています。
Q これまで対戦相手として、あるいは外から見ていて、浦和サポーターの印象は?
そうですね、やっぱり、すごい声援というか、スタジアムはいつも満員で、サポーターがたくさんいて、敵チームとしてきても、味方となっても、どっちにしてもサッカーのやり甲斐があるなと思います。すごく頼もしい存在なんじゃないかと思います。
Q 中島選手のプレーはきっと皆さんご存知だとは思うんですけれども、改めて浦和レッズでどういうプレーを見せたい?
チームの決まりごととか、いろいろコンセプトみたいなことはありますけど、それもしっかりやりつつ、攻撃でも守備特でも、特に攻撃では自分にしかできないようなプレーもあると思うんで、ピッチに立って、その状況にならないと僕も自分がどのようなプレーをするか分からないので、ピッチでいいプレーを見せられるようにしっかり準備したいなと思います。
Q 中島選手は守備よりも攻撃でスペシャルなプレーを見せる印象があるんですけども、ご自身の守備についてはこの数年のその変化とか、成長の部分も含めて、守備への思いを聞かせてください。
そこは自分でも足りないと思って取り組んできたところなので、いい意味で成長しているところを見せられたらと思います。
Q ポジションなんですけども、トップ下であるとか、左サイドの印象はあるんですけども、どこで勝負したいのか?
そうですね。監督が決めるので、ここでは何とも言えないんですけれども、そこら辺でプレーすることにはなると思います(笑)。
Q 背番号10番に決まったと思うんですけども、その番号への思いは?
やっぱり10番っていうのは、チームを勝たせたり、決定的な仕事をする選手ではあると思うので、そこを見せられたらと思います。
Q 以前から果敢なドリブルとか、攻撃的プレーが印象にあるんですけども、海外でのプレーも経験されて、より磨かれたとか、また違ったプレーの幅が出ているとか、そういったものは何か感じてらっしゃいますか?
前に日本にいた時よりも、いろんなプレーができるようになっているんじゃないですかね(笑)。見てもらって、判断していただいたら。
Q 海外でよりドリブルが磨かれたとか、こういうのもできるとか、何かありますか?
海外の選手と日本の選手って、結構守備のやり方が違うので、何とも言えないんですけど。ここで話すより、ピッチで見てもらった方がいいので、それでお願いします(笑)。
Q レッズには以前から知ってる選手がたくさんいるという話でしたけども、以前から直接接点があって仲が良い選手は?
一緒にプレーした選手は結構いて、岩波選手とか、牲川選手とか、関根選手とか、代表だと酒井とか、あと何人かいます。お昼はいつも牲川選手と一緒に食べていますが、食べるのがちょっと遅いので(笑)。
Q 牲川選手と仲が良いんですね。
ずっと代表でも一緒にいたので、久々に、まさかチームメートなるとは思わなかったので、すごくそこもうれしいです。
Q 数ヶ月前までは、まさか日本に戻ってくると思わなかったとおっしゃっていましたが、いつぐらいから日本でのプレーが現実味を帯びたのか?
今回もヨーロッパに残る選択肢はあったんですけど、さっき言ったように自分がプレーしたいチームでプレーしたいと思っていたので、そこで浦和レッズからお話をいただいて、それで、日本に帰るとしたらこのチームでしかプレーするつもりはなかったので。
Q 日本でプレーするなら浦和と思った決め手は?
Jリーグのハイライトを見ていて。こうやってどんどん新しく、自分がいたときとはメンバーも違ったりするので、チャレンジしている中で、その力になれたらと思いました。
Q 背番号10の話なんですけれども、これはクラブから10番どうですかって言われたのか、中島選手がいただきたいって言ったのか?
どっちなんでしょうね(笑)。なんか、流れで。ちょうど10番をつけていた選手が移籍したので、はい。
Q いきなり8月からアジアチャンピオンとして新たなACLという舞台に臨むことが決まっているんですけれども、ACLの印象や、チャンピオンとして望むという新しいシーズンへの思いは?
カタールにいたときも、ACLは出ていたんですけど、意外とこっちの地域のACLは、FC東京のときはあったんですけど、久々なので、全て楽しみですし、チャンピオンになったときは僕はいなかったんで、なんとも言えないですけど、常にACL決勝とか、どの試合でもやっぱり自分のベストを尽くすというのをやっているので、1試合1試合、最後の試合のつもりでやりたい。
Q カタールでやったということでACLの印象も我々とは違うのかなと思うのですが、アジアの戦いがここ数年変わってきていると思うところはありますか?
皆さんと同じだと思います(笑)。
Q 牲川選手だったり、岩波選手の話が出てきましたが、年代別代表で早川選手など病気などを克服しながら頑張っている選手たちがいて、そういう世代の刺激をどう受け止めていますか?
それぞれがいろんな経験をして、成長していっていると思うんで、またピッチで会える可能性があるのはすごく嬉しいこと。代表でやっていた選手と対戦したり、チームメイトでやったりするのはすごく楽しみです。
Q 「楽しむ」という意味を改めて教えてください。
言葉で説明するのは難しいんですけど。楽しんでいるときの感覚というか、そういうときはやっぱりいいプレーをしているので、あまり言葉にはできないんですけど、そういう感じでやっているときが、チームとしても良い結果になっていると思います。あと、日本よりも南米の方が僕のプレーは気に入られるので(笑)。それはすごく感じます。
Q 土田SDにお聞きしますが、背番号10番が決まった流れを改めて。
たまたま、このタイミングで空き番号になったっていうのは大きな理由の一つではありますけれども、やはり10番というのは中島選手も言っていましたが責任のある番号だというふうに思っております。そういうところで、我々が求めている10番をつけるプレーヤーというのは中島選手も理解していると思いますし、そういう部分を発揮していただければと思います。
Q 浦和と言えば、前田直輝選手、子供の頃から一緒にサッカーをやってきたと思うんですけど、少年時代、よく浦和に来たという話を聞いたんですが、少しお聞かせいただけますか。
直輝のお父さんと一緒に公園で何か練習したことは、よくありましたね。
Q 前田直輝選手の通っていたスクールで大会に出たり、覚えてらっしゃいますか?
夏の合宿みたいなので初めて会って、そのあたりでヴェルディジュニアで一緒になるんですが、昔から知ってます。
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