好転のきっかけを生みたい、最小得点差での貴重な一勝【島崎英純】2022天皇杯2回戦・福島ユナイテッド戦レビュー

©Takehiko Noguchi
ベスト布陣
リカルド・ロドリゲス監督は天皇杯の初戦で現状のベストメンバーを送り出した。厳しい公式戦15連戦を消化してきた中で、今回のゲームを終えれば17日間のインターバルを得られる点、リーグ戦で勝ち点を積み上げられずに9戦未勝利のチーム状況などを加味すれば、重要な国内カップ戦での早期敗退はネガティブな要素を増幅させてしまう。当然そのようなリスクは負いたくないわけで、ロドリゲス監督は各選手のコンディションに留意したうえで指揮官が現状で最も信頼を置く選手をピッチへ送り出した。
浦和のシステムは定形の4-2-3-1で、試行錯誤を続ける攻撃陣のセットは1トップに松尾祐介、両翼にダヴィド・モーベルグとアレックス・シャルク、そしてトップ下には公式戦6戦ぶりに江坂任を先発で起用した。そしてダブルボランチは平野佑一と伊藤敦樹のコンビで、4バックは右から宮本優太、アレクサンダー・ショルツ、岩波拓也、明本考浩のライン。そしてGKには西川周作を据えて万全の編成を組んだはずである。
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