【無料掲載】G大阪戦に向け、激しいスタメン争い【大原レポート】

浦和レッズはJリーグ2ndステージ第14節・ガンバ大阪戦を明日に控え、大原グラウンドで14時から最終のトレーニングを実施した。

最近の関東地方はなかなかすっきりとした天候にならず、この日も時折太陽の光が覗いたものの、大半はどんよりとした雲が空を覆う状況だった。また気温は25度前後だったが湿度が若干高く、選手たちは定期的に給水をして体調を整えていた。

この日の練習はいつも通りで、鳥かご、パスワークなどのルーティーンをこなした後にミニゲームを敢行した。このゲームでは興梠慎三が別メニュー調整で外れたが、両太もも裏痛でリハビリを重ねていた槙野智章が元気に参加して明日の試合出場をアピールした。また今節累積警告で出場停止となる関根貴大の代わりに先発起用されそうなのは駒井善成で、主力組の右サイドに入った彼は精力的にピッチを駆け、全体練習終了後にはフィジカルトレーニングやシュート練習をこなすなど、意欲的な姿勢を示していた。

また、前節のサンフレッチェ広島戦で1ゴール1アシストをマークした高木俊幸は相変わらず好調を維持し、ミニゲームではスタート時に控え組、途中から主力組のシャドーポジションに入って機敏な動きを見せた。高木はこの日のミニゲームでラストゴールをマークしており、明日のゲームで先発する権利を十分に得たと言えるだろう。

明日の浦和vsG大阪は埼玉スタジアム2002で149分からキックオフされる。現在のチケット販売枚数は43,000枚強。年間順位、2ndステージ、そしてチャンピオンシップへの道筋を左右する重要な一戦となる。

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