キャンプ中特別集中連載・一蹴入魂/駒井善成『第一歩』(島崎英純・2016/1/26)
浦和レッズのキャンプ取材は連日怒涛の勢いで、単身で取材する身では一日のうちにひとりかふたりの選手くらいにしか話を聞くことができません。そこで、今回の沖縄キャンプ、そして第二次の鹿児島キャンプでは、狙いを定めた選手に集中して話を聞き、それを原稿に落とし込むことにしました。題して『一蹴入魂』。できる限り、選手の内面に迫った内容を突き詰めたいと思いますので、皆様、是非、よろしくお願い致します。
態度でもプレーでも真摯で実直な姿勢を醸す
駒井善成はとても丁寧に受け答えする実直な青年だ。
「チームに溶け込めるよう努力しています」
本人の心配を他所に、チームメイトは彼とフランクに接している。主に高木俊幸や関根貴大といった年齢の近い選手と共にいることが多いが、特に戸惑っている印象もない。また槙野智章などとは冗談を言いながら大声で笑い合うこともある。この時の駒井は京都府生まれの関西人気質を醸し出しているように見える。
ただし、新たなチームでのプレーについては試行錯誤を重ねている。沖縄キャンプでの紅白戦やトレーニングマッチで彼が起用されているポジションはボランチである。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が駒井の素養をどう評価しているのかはまだ、うかがい知れない。ただし京都サンガでのプレーの数々から鑑みるに、彼の特徴を活かせるポジションはサイドアタッカー、もしくはシャドーのポジションであるように思える。
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