明日は激戦必至のエポックメイキングな試合となるだろう。【島崎英純】2013Jリーグ第15節・FC東京戦プレビュー(2013//7/9)

昨年のFC東京との対決は、ベスト3に入る好ゲームだった

ブラジルワールドカップ・アジア最終予選やコンフェデレーションズカップ開催の影響で今夏のJリーグはタイトな日程を強いられている。そんな中、日本は関東地域や東海以南地域の梅雨明けが宣言され、ここ数日は気温35度以上の猛暑日が続いている。Jリーグの夏開催はナイターが常だが、日本特有の高い湿気を伴う気候でのプレーはサッカー選手にとって厳しいことこの上ない。山田暢久がしつこいくらいに「夏はサッカーをプレーするべきじゃない」と主張するが、その言葉にも説得力が増すくらい、近年の日本の夏は猛烈に暑いと感じる。正直、現況の春秋制から秋春制へのシーズン時期移行の論議は、これまた日本特有の豪雪地帯での冬開催などの深刻な問題を抱えながらも、個人的には賛成である。それは日々Jリーグを取材していて、夏場のゲーム内容が著しくレベルダウンする現状を観るにつけ思う。いくらプロフェッショナルのサッカー選手であろうとも、あれだけの灼熱の中でハイパフォーマンスを発揮するのは不可能なのだと痛感させられる。

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