【浦研鼎談】vol.4「名良橋晃・黄金時代の鹿島で戦った意味・その2」(2012/7/25)

その1から続く

鹿島らしさが失われない理由

島崎「福さんは名良橋さんの所属していた鹿島と何度も対戦していますが、どんな印象をお持ちですか?」

福田「鹿島が強い時期だったからね。ずっと強かったけど、ナラが居た頃は特に強い時期だったから、カシマスタジアムでは勝てる気がしなかった。鹿島とやると、試合の運び方が上手いのは当然で、俺はフォワードだったんだけど、真っ直ぐ走らせてくれないんだ。必ずコースに入ってきて体をぶつけられて、非常にストレスが溜まった。さっきの話じゃないけど、潔くない(笑)。勝負に対して、勝つために様々なテクニックを繰り出してくるし、相手が嫌がる全てのことをやってくる。そういう意味での、試合運びの巧さは凄く感じた」

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