【FUKUDA’S EYE】J1第1節・サンフレッチェ広島戦レビュー(2012/3/13)
勝負よりも形にこだわっていた
試合を見ていて感じたことは、選手たちが試合に勝とうとして戦っているのではなく、今まで練習してきたことを一生懸命やろうとしている、そして、それが上手くいかなかったということ。本質は試合に勝つために努力するべきなのに、縦に楔を入れなければとか、この選手はこういう動きをしてとか、勝つことではなく練習の成果を形として表現することばかりに頭が行ってしまっているように見える。もっとオーソドックスな、玉際の勝負やコンパクトさを保つことなど、本来やらなければならないことが見えなかったし、勝負に対するこだわりも感じられなかった。やることがたくさんあり過ぎて選手たちは思考回路がそっちばかりに行ってしまっていたのかも知れないが、それでは勝利することは難しい。
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