【FUKUDA’S EYE】Jリーグ第26節・清水エスパルス戦レビュー(2011/9/20)
マゾーラの1トップ起用
相手のCBがボスナーであったことなどを考えてスピードのある選手を起用したかったのではないだろうか。セルでも良かったと思うが、セルを真ん中に置いてマゾーラを左に出すとなると、守備面での不安がある。清水のメンバー構成を考えた時に、左サイドバックの太田宏介よりも右サイドバックの辻尾の方が攻撃的なので、そのスカウティングも含めて、マゾーラをフォワードで使うという決断をしたのだろう。
梅崎の評価は、セルなどと似ていて非常に難しい。彼は戦術的な理解度が高い選手ではない。勢いがある選手なのは間違いなく、1点を追うような状況であればプレーがはっきりするから起用しやすいが、決して周りと合わせるのが上手いタイプの選手ではない。とはいえ一人で全てを打開できるかというとそこまでではなく、途中から使いたいという評価だったのだと思う。これまでメンバーに入れないでいたことに対し、周囲の評価は判らないけれど、入れないのにはそれなりの理由がある。
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