【FUKUDA’S EYE】J1第25節・モンテディオ山形戦レビュー(2011/9/13)
スタメンが大きく入れ替わった山形戦
コンディションの問題があり、その部分を考えて入れ替えたのだとは思うけれども、相手が山形でなければ違った考え方を持ったかも知れない。翌週の水曜日にはナビスコもあるし、中二日の連戦が続くから、そこを考えて一部の選手を休ませてやった方が良いというプランの元に、遠征から戻ってきたメンバーを外したのかなと思う。ただプレビューでも話した通り、最終ラインの選手をたくさん変えてしまうことは個人的に好きではない。
ザッケローニがウズベキスタン戦で一人メンバーを変えて二つポジションを動かした(阿部選手がボランチに入り、通常ボランチ起用の長谷部選手がトップ下で出場)けれど、そういうやり方はチームが混乱する一つの要因になりかねないし、まして後ろのラインが3人変わってしまうのは、全体的なバランスが悪化すると思う。どうしても右と左を変えなければならなかったのならセンターバックを変えない、という方策を採るべきだっただろう。そうしないと、なかなか安定した戦い方を望むことは難しい。最終ラインというのは特にコミュニケーションが求められるし、人を見るというやり方でやっているにしても、長く一緒に戦うことでわかり合える部分はたくさんあって、それがチームの成熟を意味するのだけれども、この試合では最終ラインが全く新しいチームになってしまっていた。
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