【サッカー人気3位】【浦和を語ろう・激論編】浮上してきた浦和と上位戦線(2)金…

「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

縁の深い両チームが真っ向から激突した好ゲーム。細谷真大の決勝弾で柏が勝ち切る/天皇杯3回戦 柏 vs 筑波大学【マッチコラム】

天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 3回戦

柏 2−1(延長) 筑波大学

2024年7月10日 三協フロンテア柏スタジアム 19:05KO

得点者:16分 木下康介(柏)、80分 オウンゴール(筑波大)、100分 細谷真大(柏)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF川口尚紀、野田裕喜、古賀太陽、片山瑛一、MF熊澤和希、熊坂光希、戸嶋祥郎、FW鵜木郁哉、山本桜大、木下康介

 

90分で勝敗をつけられればよかったんですが、勝つことがトーナメント方式では重要なので、その結果を出せたことは良かったと思います」(井原正巳監督)

周知のとおり、筑波大学は2回戦で現在J1で首位に立つ町田を下して勝ち上がってきたチーム。当然選手たちも「力のあるチーム」(古賀太陽)という認識で試合に入った。

今回の天皇杯3回戦、井原監督は連戦中ということもあり、古賀と野田裕喜のCBコンビ以外はFC東京戦から9人を入れ替えて臨んだ。

試合内容に関しては、必ずしも満足のいくものではなかった。それは、いつも言っているとおりタイトな連戦真っ只中では練習試合はおろか、紅白戦も組めない。よって、実戦から遠ざかっている選手や、今季まだ90分間のゲームをこなしていない選手もいる。スタメンでピッチに立った11人で戦術練習もできていないだろうし、中には初めての組み合わせもある。

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