「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

起死回生の逆転に至るまでのラストの数分間、ピッチでは何が起こっていたのか/J2 第22節 徳島 vs 柏【マッチコラム】

明治安田生命J2リーグ第22節

徳島 1−2 柏

得点者:61分 渡井理己(徳島)、86分 鎌田次郎(柏)、90分 瀬川祐輔(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、染谷悠太、鎌田次郎、古賀太陽、MF小林祐介、手塚康平、クリスティアーノ、菊池大介、FWオルンガ、江坂任

 

予想とは異なる徳島の出方に立ち上がりから後手を踏み、ベンチからはネルシーニョ監督が修正の指示を出すものの、悪天候もあってその指示が思うように選手に伝わらない。何度か修正を施しても「こっちが変えると、相手もやり方を変えてきた。そういうこともあって常に苦しいところを突かれた感じだった」(鎌田次郎)という時間が続いた。

流れを引き寄せられないまま、61分に柏は先制を許した。

だが、その悪い流れが変わる。きっかけは大谷秀和の投入だった。

(残り 2067文字/全文: 2415文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ