混沌J2の今後を展望するLIVE(J論)【4/10(木)21時】

「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

交代策で流れを取り戻した後半も、同点止まり/J1 第7節 東京V vs 柏【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ第7節

東京V 1−1 柏

2024年4月7日 味の素スタジアム 13:03KO

得点者:10分 山田楓喜(東京V)、73分 木下康介(柏)

●スタメン

GK松本健太、DF関根大輝、古賀太陽、犬飼智也、ジエゴ、MF熊坂光希、白井永地、山田雄士、MF島村拓弥、マテウス サヴィオ、細谷真大

 

連戦による疲労の影響か、それとも急激に気温が上がったことによる暑さ影響か、いずれにしても試合の入りが非常に悪かった。しかし疲労や暑さが影響したとしても、それは相手も同じ条件、言い訳にはならない。

イージーなミスが頻発し、それが原因でヒヤリとしたピンチもあった。チームが落ち着くまでになんとか耐えて我慢したいところではあったが、その悪い流れの時間帯にミス絡みで失点を許してしまう。

こういうゲームの入りは絶対にしてはいけない」

古賀太陽も集中を欠いたチームの試合の入りには苦言を呈した。

この1点で勢いづいた東京Vに圧された前半は、総じて乏しい内容の45分間に終始した。

前半の悪い流れを受けて、井原正巳監督は早いタイミングで動く。後半開始と同時に小屋松知哉と土屋巧を投入する。

ヴェルディさんのしっかりしたブロックからの守備に対して、なかなか我々が前進して背後を突く、押し込んだ形を作ることが前半はできなかったので、そこを小屋松を前にすることでより圧力をかけつつ、背後を狙う意識を持たせたということと、熊坂も前半は非常に頑張ってくれたはいたんですけど、セカンドボールと予測と反応の意識と強度を含めて、土屋はゲームには出ていましたので、そこへんで優位に進めたいと意図があっての交代です」(井原監督)

交代出場の二人も、監督の意図と要求をしっかりと理解し、試合の流れを変える。

(残り 1493文字/全文: 2224文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ