「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

「心・技・体」、その言葉の意味するもの/J1 第4節 柏 vs 名古屋【マッチコラム】

2024明治安田J1リーグ 第4節

柏 0−2 名古屋

2023年3月16日 三協フロンテア柏スタジアム 15:03KO

得点者:18分 永井謙佑(名古屋)、62分 ハ チャンレ(名古屋)

●スタメン

GK松本健太、DF関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ、MF高嶺朋樹、白井永地、山田雄士、FWマテウス サヴィオ、小屋松知哉、細谷真大

 

試合の入り自体が悪かったわけではない。選手たちは、昨年9月以来となるリーグ戦におけるホームでの勝利を目指して試合に入った。アウェイで神戸と磐田を下し、今年取り組んでいるサッカーに多くの選手が自信を抱き始めていたことだろう。

歯車が狂い始めたのは、18分の失点だった。

名古屋のFKでこぼれたボール。高嶺朋樹はGKに任せる判断したが、背後からスッと出てきた永井謙佑にボールを奪われる形で先制を許した。

そして、ここから様々なことが立て続けに起こる。

24分には高嶺が負傷交代になった。28分、松本健太のキックミスが自陣で相手に奪われ、ピンチを招いた。30分過ぎには柏が反撃へと転じ、ビッグチャンスを作ったが、36分の関根大輝のシュートと38分の犬飼智也のヘッド、同点ゴールかと思われた二つのシュートがポストに阻まれた。

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