「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

新戦力躍動。敵地で昨季のJ1王者を撃破/J1 第2節 神戸 vs 柏【マッチコラム】

2024明治安田生命J1リーグ 第2節

神戸 0−1 柏

2024年3月2日 ノエビアスタジアム神戸 13:03KO

得点者:83分 木下康介(柏)

 

●スタメン

GK松本健太、DF関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ、MF白井永地、高嶺朋樹、山田雄士、FWマテウス サヴィオ、小屋松知哉、細谷真大

 

昨シーズンからの上積み、その言葉は今シーズンの柏が掲げる大きなテーマである。

昨年の夏以降に構築した守備に、攻撃面を加えるという意味での“上積み”もあるが、単純に新戦力が昨年のチームにはなかった新たな色をもたらせるかも、チームの“上積み”と言うことができる。

今回の神戸戦では、新戦力がその“上積み”を見せてくれた。

試合前のリモート取材にて、井原正巳監督が「大迫選手が中心のチームですし、ボールをいかに収めさせないか、彼に仕事をさせないか」と話していたように、シンプルに大迫に入れてくる神戸の攻撃を跳ね返し、そのセカンドボールの争いで優位に立てるかは、この試合のポイントでもあった。

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