選手が解説する「神戸を押し込めたワケ」とは【コラム】
その週のトレーニングでは、週末の試合に向けて対戦相手を分析し、対策を立てて入念な準備が行われる。しかしサッカーは相手がある競技である。必ずしも対戦相手が想定してきた戦い方をするとは限らない。その時に、自分たちはどう戦うのか。
ここ数年、柏が抱える課題の一つはそこにあった。準備してきた戦い方が明らかにハマっていない。だがチームはそれを従順に続けようとして、よけいにリズムが悪くなる。そんな課題について、以前から古賀太陽は「ピッチの中で選手たちがいち早く変化を感じて、そこに対応できるようにならないといけない」とチームの課題改善を何度も指摘してきた。
先日の神戸戦で特筆したいのは、相手の出方を見て選手が柔軟性を持てたということ。それがビルドアップにも大きな影響を及ぼしていた。
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