「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

立ち上がりの失点で名古屋の術中にハマる。痛恨の3連敗/J1 第20節 柏 vs 名古屋【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ 第20節

柏 0−1 名古屋

2022年7月6日 三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:4分 マテウス カストロ(名古屋)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MF椎橋慧也、マテウス サヴィオ、ドッジ、FW小屋松知哉、武藤雄樹

近年の対戦を振り返ると、名古屋に先制を許した場合は、相手の堅い守備ブロックの前に攻めあぐね、そのまま逃げ切られてしまう試合ばかりだった。しかも柏は、天皇杯を含めた公式戦では、ここ数試合先制点を許している。昨季に比べて逆転できる力が身に付いたのは良いことだが、リーグ戦では連敗中、そして名古屋に敗れた過去の試合展開を考えてみても、先に失点したくはなかった。

4分、ビルドアップの些細なミスから名古屋のカウンターを浴びる。引き金となった大南拓磨から椎橋慧也へのパスミスはもちろんいただけないが、ミスは起こりうるもの。それよりもミスをした後の対応で、気になったのが切り替えの部分だ。

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