「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

高橋祐治「ボールが飛んできたら自分が絶対に跳ね返してやるということを意識していた」/J1 第4節 柏 vs 福岡【試合終了後コメント】

○高橋祐治

−最後は耐える形になりましたが、試合全体を振り返って。

「前半で得点を取れたのが大きかったですし、振り返って最後はチームで耐える時間が多かったですけど、もうちょっとチームでボールを持ちたかったというのはあります。そこは課題として次の試合に臨めるので、そこはポジティブに捉えています。でも最後チームは途中で入った選手も含めて全員で守りきったので、これはうれしい勝利ですね」

 

−福岡がクロスを入れて、それを跳ね返すという時間が長かったです。高橋選手は何を意識して、周りの選手にはどういうことを伝えていたのでしょうか?

「セカンドボールをなかなか拾えずにクロスを入れられるシーンが多かったんですけど、とにかく中のマークのところとボールが飛んできたら自分が絶対に跳ね返してやるという気持ちと、やられないというところと、そこを意識していましたし、ラインを上げられるチャンスがあれば少しでも上げてやろうという声かけをディフェンスラインではしていたので、そこは最後までできたのかなと思います」

 

−できればもう少し自分たちの時間帯を作りたかったと思いますが、押し込まれてしまった原因について。

「後半は失い方が良くなかったですし、でもチャレンジした結果での失い方だったので、そこは改善していくところです。もっともっと楽に回せると思うし、相手が前からきているなら前にスペースがあるので、そこももっともっとシンプルに突いていけたらと思います」

 

−最後の10分間は押し込まれましたが、高橋選手の心境と、チームをどう鼓舞しようとしていましたか?

「先ほどと重複しますけど、ディフェンスラインで入れられるボールを跳ね返そうという気持ちと、チャレンジ&カバーをしっかりしようという気持ちもありましたし、少しでもラインを上げられるチャンスがあれば、みんなでそこを上げようという話はしていました。最後は苦しかったですけど、できて良かったと思います」

 

−昨年は押し込まれると粘りきれずに失点する場面もありましたが、今年は割り切って各選手が良い選択をして守りきれています。その要因について。

「みんなが自分の与えられた仕事を100%取り組む姿勢であったり、それは練習から言われていますし、替わった選手がスタメンで出ている選手と変わらないパフォーマンスをしてくれたので、そういうところでチームを向上させてくれていますし、チームがすごく良い流れできていて、良い流れできている中での勝利なので、今日はすごくポジティブな試合になりました」

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