大谷秀和「後ろの選手たちが身体を張りながら良い距離感で守ってくれた」/J1 第33節 広島 vs 柏【試合終了後コメント】-無料記事-
○大谷秀和
−雪でピッチコンディションが悪かったですが、チームとしてはどのあたりに気を使ってプレーをしましたか?
「結構吹雪いているときは見えづらいというのもあったので、ピッチコンディションに合ったサッカーをしようとは言っていましたけど、前半の得点シーンは自分たちが考えていた流れからゴールが奪えましたが、もう少しそういうピッチ状況にあったプレーをもうちょっと選択できたのではないかと思うので、その数は増やしたかったですね。単調に蹴るのではなくてしっかり相手の背後に入れながら走らせるとか、そういうところの回数を増やせたらと思います」
−前半に比べると、後半はやることがはっきりしましたが?
「そうですね。前半はプランとしてはしっかりブロックを作りながら引き込んでカウンターという狙いは持っていましたけど、サイドの守備のところでうまくハマっていないところもあったので、もう少し前線から圧力強めていこうという中で、プレッシャーに行って、何度か奪えているシーンもあったので、そこはしっかりシュートやゴールで終われるような形を作りたかったと思いますし、ゴールキックのところも結構シンプルにスンギュのところでロングボールを蹴っていこうというのがあったので、そこは前半から後半にかけてあまり繋がないでシンプルなプレーを心がけようと変わったところではありました」
−レイソルはオルンガ選手、江坂選手の攻撃陣が注目を集めがちですが、今日は1−0の勝利で2試合連続の無失点。今日もピンチもあった中で安定した守備ができたと思いますが?
「相手のクオリティーもしっかりしたものがあるので、自分たちが守っていたとしても崩された場面や良い形を作れられた場面はありましたけど、最後までしっかり後ろの選手たちが、特に5バックの選手たちが身体を張りながら良い距離感でチャレンジ&カバーをしながら守ってくれたと思いますし、後ろを5枚にしたことで不用意なカウンターを受けづらくなったのかなと、ここ数試合見ながら感じています」
−大谷選手自身は3週間ぶりの試合で、久々の出場になりましたが?
「少しケガがあったので、どこの試合に合わせて戻るという中で今日戻ってこられてよかったです。疲れました(苦笑)。初めて雪の中の試合を経験したので」
−ルヴァンカップ決勝の前に復帰して公式戦を積めたのは大きかったですね。
「そうですね、そこに向けてケガをしっかり100%にしながら、その前のリーグ戦の最後の週に戻って、試合勘やゲーム体力のところが戻れればという話をしながらやっていたので、そのとおりにしっかり戻ってこられたのはよかったと思います」