「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

雪中の激戦を制し、4試合ぶりの勝利を飾る/J1 第33節 広島 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ 第33節

広島 0−1 柏

エディオンスタジアム広島 19:03KO

得点者:17分 オルンガ(柏)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF高橋峻希、大南拓磨、鎌田次郎、古賀太陽、MF大谷秀和、三原雅俊、江坂任、瀬川祐輔、FW呉屋大翔、オルンガ

天候は雪、気温は0.7℃。「ウォーミングアップのボール回しでもなかなかうまくいかなかった」(高橋峻希)とピッチコンディションに苦しめられた試合となった。

広島は1トップを務める浅野雄也がスピードを活かして執拗に柏のディフェンスラインの背後を狙い、押し下げたライン間のスペースを森島司、柴崎晃誠が取って柏陣内で攻撃を進めていく。柏は5バックがブロックを築き、3CBがチャレンジ&カバーの関係性で対応。また、WBの背後に展開された際も、その両脇のスペースを大南拓磨と古賀太陽がケアすることで、守備に関しては序盤から安定した運びを見せた。

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