タメがない/【レビュー】J1第32節 鹿島対柏
前半はほとんどチャンスらしいチャンスをつくることができなかった。ファーストシュートが生まれたのは39分。自陣からのFKを鈴木優磨が競り合い、後ろに流れたボールを垣田裕暉が頭で落とすと仲間隼斗がボレーシュートを合わせたのが最初だった。
柏のプレスに苦しんだ、というよりは自滅に近いミスが多かったように見えた。岩政大樹監督が「僕も選手の時に経験がありますけど、結果が出なくていろんなプレッシャーがかかると、どうしても自信を持って受けられないとか、これまでミスしなかったところでミスするとかはよくあること」と言うとおり、いざ攻撃に移ろうとするところでパスやトラップが乱れ、ボールを失う場面が頻発した。
ディエゴ・ピトゥカも「前半に関しては自分たちが持つ力よりも低いものしか出すことができなかった。後半のような戦い方をしていればもしかしたらポジティブな結果になっていたかもしれない」と振り返っていた。誰が見ても前半はミスが多すぎた。
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