DF55植田直通「もっともっと引っ張っていく立場にならなければ、と思っています」/【プレイヤーズファイル】
『男子、三日会わざれば刮目して見よ』
これは、三国志から作られた有名なことわざの一つだ。武辺一辺倒だった呂蒙という武将が、主君である孫権に学問を勧められたところ、あっという間に周囲を追い抜くほどの見識を身につけたことにちなんで、わずかな時間でも人は変わることができるということを表している。
植田直通が鹿島を離れたのは18年の7月。3日どころか4年半ぶりに帰ってきた植田直通に、大きな変化・成長があったのは当然のことかもしれない。彼が戦っていたのは日本語が通じない世界。さまざまな苦労があったことは想像に難くない。
「いろんなことを経験しましたし、その中でハングリー精神がついたかなと思います。人間として大きくなれたかな、と感じています。うまくいかないことに徐々に慣れていく自分に慣れた自分にびっくりしてる。日本に帰ってきてかなり余裕を持ってやれるんじゃないかと思っています」
加入会見で本人が言っていたとおり、随所に余裕を感じるプレーを練習から見せている。
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