全員が1対1に取り組んだ理由からうかがえるレネの哲学/【プレビュー】YBCルヴァンカップGS第5戦 鹿島アントラーズ対大分トリニータ
グループステージ突破の可能性がある一戦だ。この試合で大分に勝利し、セレッソ大阪がガンバ大阪に勝利すると 2チームの勝ち抜けが決定する。レネ・ヴァイラー監督は「試合に勝たなくてはいけないうえ、得点をしなければならない」と、目指すべきところは明確になっていると話した。
相手の大分は水曜にJ2の試合を戦ったばかり。中2日でこの試合を迎えるだけでなく、さらにこの後も試合が続いていく。特に、ルヴァンカップに参加している大分は試合数が多く、4月10日から6月1日までずっと週 2試合の日程が続いている。現在、最下位で突破の見込みが低い彼らからすればおそらくメンバーを入れ替えて臨む試合となるだろう。鹿島にすればきっちり勝点3を手にしたいゲームである。
日程的には1週間の準備期間があったため疲労を考慮する必要はない。主力選手を送り込むことも可能だろう。もしくはルヴァンらしく若手主体の構成でいくことも可能だ。先述したように対戦相手は少しメンバーを落としてくると予想される。若い選手たちを試すには絶好の機会と言えるだろう。
© KASHIMA ANTLERS
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