「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

新規選手獲得に影響を及ぼす上陸拒否/【チーム編成】

 4日午前0時より、新型コロナウイルスの変異種が世界的に拡大していることを受け、全ての国・地域からの外国人の新規入国を拒否することが始まった。それまでは一部の国やビジネス渡航等について水際対策を緩和していたが、2021年1月末まで水際対策を強化する。

 昨年のACLにおいては、参加チームに対してアスリートトラックが適用され、日本帰国後の14日間の隔離期間に対する処置が緩和され、練習場と宿泊場所(自宅等)の往復のみに限定し、食事についてもこれらの場所にて実施するなどの特別処置がとられていたが、アスリートトラックの特別扱いもなくなった。

 そのため新規に加入する監督や選手は1月3日までに慌ただしく来日していた。例えばセレッソ大阪に復帰したクルピ監督などがそうだった。現在、ブラジルに帰国しているザーゴ監督を始め、ジーコTDやエヴェラウドら選手たちの処遇が気になるところだが、彼らは昨季日本で生活しすでに査証を有している。そのため上陸拒否の対象者には該当しないため1月20日前後に再開する新シーズンに戻ってくることに支障はないだろう。

 ただ、新外国人を獲得するとなれば影響は必至。1月末で解除されればいいのだが、それが延長されるとなると更なる影響も避けられない。

 

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