「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

見直された監督のチームマネジメントが会心の勝利をもたらす/【レビュー】JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦 川崎フロンターレ戦

 久しぶりに気持ちのいい夜を過ごしている読者の方も多いのではないか。中3日という短い準備期間のなかで、本来の姿を取り戻すために多くの努力が尽くされ、それが報われた。大岩剛監督も的確な選手交代で相手の流れを食い止め、選手と一緒になって戦う姿を見せた。すばらしい勝利だった。

 “これぞ鹿島”というサッカーができれば、そう簡単に負けはしない。それを証明できた意義は大きい。ここで負けると崖っぷちに立たされるどころか奈落の底へ転落していた。しかし、一致団結をはかり勝利できたということは、立ち返る場所が間違いではなく、いまだ効力を発揮することが証明された。

 やはり鹿島は、“いい守備からいい攻撃”で勝つチームだ。

 

 

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