初戦は1-1のドロースタート。出色は安西幸輝!/【レビュー】AFCチャンピオンズリーグ2018 上海申花戦
上海申花は予想どおりのチームだった。しかも、かなり低い方の予想が当たっていた。チームとしての連動性に乏しく外国人選手の個の能力頼み。そのなかで高い質を示したのは10番のモレノのみ。グアリンはほとんどの時間で沈黙し、マルティンスも持ち味を出したとは言えなかった。
プレッシャーも前からかけてこなかった。自陣に引いたのは4分という早い時間にセットプレーの対応ミスから失点したことも影響したのかもしれないが、逆に言えば鹿島の選手たちも早い失点に慌てることなく、落ち着いてパスをまわしゲームを組み立てた。
ポゼッションはじつに70%を超え、シュートも相手の倍となる25本。決定機も片手ではおさまらない数をつくった。
KAS 1 – 1 SHE, #ACL2018 #KSMvSHE pic.twitter.com/vh611VOE2x
— AFCチャンピオンズリーグ日本 (@TheAFCCL_jp) 2018年2月14日
しかし、結果は1-1のドロー。監督の采配を含めて落胆する部分が多いなか、左SBとして先発した安西幸輝がすばらしい活躍を見せた。
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