「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】4-0の大勝にも大きな懸念点が残る一戦/AFCチャンピオンズリーグ2017 蔚山戦(2017.04.27)

 結果的には4-0の大勝。アウェイで初勝利をあげる共に6年ぶりの決勝トーナメント進出が決定。望みうる最良の結果を得られた。

 

 

 しかし、前半をどう見るかで評価が大きく割れる試合だ。

 鹿島が前半で放ったシュートは3本。最初のシュートは36分まで待たなければならなかった。永木亮太が少し遠目の位置から狙ったミドルシュートは、永木の力を持ってすれば十分に射程距離だったし無理矢理打ったようなシュートではない。それでも初シュートとしては時間が遅すぎる。相手にボールを握られ、攻撃の形をつくることができなかった。

 

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