「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コラム】2016年シーズン総括~選手編:MF32杉本太郎~(2017.01.14)

 巡って来たチャンスでしっかり結果を残す重要性を感じた一年だったことだろう。公式戦では514日の横浜FM戦を皮切りに7試合で先発出場を果たし、さらに9試合で途中出場の機会を得た。しかし、シュート15本で2得点と満足いく結果は残せなかった。

 練習ではキレキレだったのだ。控え組のなかで一番目立つのは杉本太郎、という紅白戦は何度も何度もあった。さらに、昨季は中盤に怪我人が続出し、遠藤康と中村充孝が同時に離脱した時期も多く、あとは試合で結果を出すだけだった。ところが、誰もがわかっているとおり、決定機を何度もつくりながら、カウンターのチャンスにあとはゴールを決めるだけという場面をつくりながら、絶好機を逃し続けたシーズンとなってしまった。

 

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