「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「相手チームが前線の選手にパスを出したところでマークがタイトでなかった」/2ndステージ第1節G大阪戦(2016.07.03)

■石井正忠監督(鹿島):

今日も、本当にたくさんの2万人以上の方が、このカシマサッカースタジアムに来ていただいたんですけど、1stステージと同じような質の良いサッカーを、来てくれてるみなさんにお届けしたいと思ったんですけど、それができなくて残念です。

試合内容で言うと、いい時間帯があって先制したあとに、またすぐ失点してしまいました。得点したあと、特に失点したあと、チーム全体が下がってしまった。それによってガンバさんの攻撃を受けてしまった形になったと思います。前からプレッシャーに行ってる結果、ディフェンスライン全体で押し上げて、相手の前線の選手に入るボールに対してもっとタイトにマークに付きに行かないといけなかったんじゃないかな、と反省しています。あとは2失点目、3失点目はセットプレーの部分なので、そこはトレーニングでやっていく、あとはタイトにマークすることを意識付けしなければいけないので、その辺は早く修正したいと思ってます。

 

――先ほど長谷川監督が、いつもの鹿島より若干ゆるく試合に入ってくれた、と言ってたのですが、その辺、石井監督はどのように感じていますか?

僕自身は、ゆるく入っていた感じではないと思うんですね。それが前からプレスに行ってる中、相手チームが前線の選手にパスを出したところでマークがタイトでなかったという意味なのかもしれないです。僕はそういう印象を持っています。それで、自陣で前を向かれてしまって、ガンバさんの攻撃を受けてしまったという形だと思います。決して、ゆるい入り方ではなく、前からプレッシャーに行く形はやったと思います。

 

――鹿島のサイドハーフは、先発が中村、選手交代が柴崎、杉本を入れたと思います。試合全体で見て、鹿島のこのポジションについて監督はどのような印象をお持ちですか?

そこのポジションは、いままでもいろんな選手を比較的起用してる中で、それぞれの選手の特長を出すための方法を考えています。それはまわりとのコンビネーションもそうですし、ミーティングでも必ず誰が入ったときは、お互いに特長を出し合うようなプレーをしようという話しはしてます。特に誰、というのは固定していませんし、そういう考えで左サイドはいます。

 

――攻撃陣に関しては、金崎選手とカイオ選手が不在だった影響はどの程度あったと感じていますか?

それは確かにあると思います。さっきも言ったとおり、出る選手のいろんな能力があるので、それをうまく引き出すのが僕の仕事だと思いますし、それがチーム力だと思います。今日は、夢生とカイオがいなかったところで他の選手を使って、その選手を生かせればな、と思っています。秀平も久しぶりに出場して点を取ってくれましたし、いい形はつくれたので、そういうところをどんどんどんどん、チームとして積み重ねていきたいなと思っています。

 

――金崎選手の欠場理由は?

足の打撲の部分だと思います。もう非常に良い状態でいるので、次なんかは、ゲームに絡めると思います。

 

 

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