「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【キャンプ情報】宮崎キャンプを通して感じられた石井正忠監督の大きな野望/宮崎キャンプ情報vol.47(2016.02.08)

 1918日の宮崎キャンプが終わった。怪我人の多さは少し予想外だったかもしれないが、選手への戦術浸透度はかなり高いものが見られた。Jリーグのなかでは“走れるクラブ”というと、湘南ベルマーレや松本山雅など、“持たざる者”の対抗策のように思われてきたが、今季の鹿島はそこに一石を投じることになるだろう。

 先日、Jリーグのクラブとブンデスリーガのクラブの走行距離とスプリント回数を比較したデータがフットボールチャンネルで紹介されていた。「平均支配率で50%を越えながらスプリント回数と走行距離でも平均以上の数字を出している」として、鹿島とG大阪が紹介されていたが、その数値をさらに伸ばし、海外のクラブとも伍していく力強さを見せるのが今季の鹿島のテーマとなる。

 

 

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