「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【選手コメント】「デビューを早くしたいという焦りはありません。いちばん大事なのは、チームに一日でも早く馴染むことや連携を深めること」/MF7 ジャイール(2014.3.12)

 ジャイールの出身であるリオグランデ・ド・スル州はアルゼンチンとの国境に位置する州だ。南半球にあるブラジルの南部は、ちょうど日本と同じような気候である。そのせいもあってか、彼のコメントからはとても勤勉なイメージを受けた。

 JEF千葉で見せていた守備への姿勢では、守備面での貢献をほとんど期待できない選手だった。しかし、囲み取材の中では、再三再四監督の求めることを守ろうとする意志を示した。あのジュニーニョでさえ、鹿島に来たら勤勉な選手へと様変わりした。ジャイールはまだ25歳。日本や鹿島への愛情を持っているだけに、スタイルが豹変する可能性に期待したい。
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