「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】傷だらけになりながらも得点を奪っていた本来の姿を、早く取り戻してほしい / 9月7日(土)天皇杯2回戦 ソニー仙台戦(2013.9.11)

 若手主体で臨んだソニー仙台戦。さまざまな媒体で書いたとおり、チャンスをもらった若手たちはあまり活躍することができませんでした。すぐに戦力として活きそうな選手もいなかったと思います。ただ、このままくすぶってしまっては困るので、彼らの課題と評価をまとめてみました。

DF 24 伊東 幸敏
 小笠原に怒られたことがとても心に沁みている様子だった。今回の試合で、これまでの取り組み方が少し甘かったことを痛感したと思われる。ただ、去年の1年間で体の強さはずいぶんプロ仕様になってきた。以前は、ドリブル中に体を当てられるだけでバランスを崩していたものの、いまは、クロスをあげるところまで到達した。もともと自信満々でプレーするのではなく、足下を見ながらコツコツと成長を続けていくタイプ。新たな課題を突きつけられたいま、今度はそれをクリアする努力を続けて欲しい。

(残り 1438文字/全文: 1806文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ