【嶋コラム】背番号「12」がもたらす力
サッカーで背番号12番というと、いわゆる「サポーターの番号」という呼び方を定着させているクラブが多い。
11人で戦うサッカーにおける「12番目の選手」という意味が込められているが、これは日本の独自の文化で、JリーグやWEリーグを中心に見かけることになる。
レプリカユニフォームに付ける背番号に、チームを応援するという意味で12を選ぶサポーターもいるくらい日本では浸透している考え方だ。
その12番目の選手たちが、ピッチ上にいる選手11人に与える影響は決して小さくはない。約2年8ヶ月ぶりにブルイズが歌われた町田戦の勝利もその後押しを活かして結果につなげられたようだ。
「後半のしんどい時間帯にひとつ大きな声というか、それまでの応援よりひとつ大きい声でチャントしてくれたことによって、最後、足を動かそうという気持ちになれましたし、みんなそういう気持ちになったと思う。中でやっている選手だけじゃなくて、このスタジアムみんなでつかみ取った勝点3」(野田裕喜)
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