【鳥栖vs山形】レポート:両チームのFWが機能した打ち合い。モンテディオは天皇杯4回戦で姿を消す。
■第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
11月14日(土)鳥栖 4-3 山形(17:04KICK OFF/ベアスタ/4,762人)
得点者:11′ 池田圭(鳥栖)、44′ ディエゴ(山形)、51′ 高木利弥(山形)、61′ 水沼宏太(鳥栖)、81′ 谷口博之(鳥栖)、88′ ディエゴ(山形)、90+2′ 水沼宏太(鳥栖)
—————-
ここ数試合、モンテディオは試合の入りが悪く先に失点を重ねている。一発勝負となる天皇杯でもその傾向は出ていて、「入り自体は悪くなかったですけど、出足の一歩という部分では失点してから」(渡辺)と、プレスが上がり切らずに寄せも甘いため、前線の早坂、池田、水沼の三人がスペースに顔を出してボールを引き出してもアプローチに行ききれずにボールを裁かれ続けてしまう。
中途半端に食いついた所をワンタッチで外されて突破され続けると、攻撃でも後方からのパスミスが続いて、せっかく奪ったボールを繋げずに再び攻めこまれた。そういった序盤の11分には、自陣右でボールをコントロールしきれなかった宇佐美が早坂にボールを奪われると中央へ折り返され、水沼がスルーした所でフリーの池田に先制ゴールを許してしまう。
しかしこの失点で逆にモンテディオにスイッチが入る。ボールへのアプローチが増えたことと、「このままいけるんじゃないかという雰囲気の中で少し緩さも出た」(鳥栖・森下監督)と、鳥栖の動きが鈍った事でモンテディオが主導権を握るようになった。
(残り 2073文字/全文: 2697文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 【練習場フォト】中村隼と川西翔太
- 前の記事 »
- 【練習場フォト】キャッチング
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ