【甲府vs山形】佐久間悟監督(甲府)記者会見コメント「わずか3日間でしたけども一生懸命頑張ってくれた選手、そしてスタッフに、この場を借りてお礼を言いたい」(3220文字)
■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第12節
5月16日(土)甲府 2-0 山形(14:04KICK OFF/中銀スタ/9,159人)
得点者:12′ 阿部拓馬(甲府)、29′ バレー(甲府)
※公式記録(山形公式)
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●佐久間悟監督(甲府)
「まず今週、13日に監督が交代しまして、このようなチームの状況になってしまったことに対して、ヴァンフォーレ甲府をさまざまなお立場で支えていただいている多くの皆様に、なかなかご期待に応えることができず、大変申し訳ないという気持ちでいっぱいであります。その中で、樋口靖洋前監督にも志半ばで監督を、お互いの合意というもとにクラブを去っていったわけですけども、今日、それを引き継いで、樋口監督がこれまで積み上げてきていただいたもの、それから、その2年間は城福浩監督がしっかりと作り上げていただいたこと、そういったことに対して、たかだか1勝ですけども、そこだけは報いることができたかなあということで、そこについてはほっとはしています。
しかし、就任時にお話ししましたけども、私たちのいまの現状は、今日も他チームの状況を見ますと、下位のチームが勝ってますし、就任時は23試合、1試合終わって残りの22試合、これを1勝1敗ペースでいかなければチームの目標である残留をすることができないという現状は何も変わっていないので、勝ったこと、それに対しては先ほども言いましたように、前任の皆さんに対して、1試合だけですけども恩返しができましたけども、まだまだ状況は何も変わっていないので、ここから同じ気持ちで頑張っていきたいかなと思います。
ゲームに関しては、山形は4試合負けなしということで、昨年J2で6位で昇格をしたチームで、私もプレーオフを観戦しに行かせていただきましたけども、石崎監督は本当に老練というか、もっと言うと、昔の大分、川崎フロンターレと非常に強いチームをお作りになったときのチームを彷彿とさせるような、本当にタフな、粘り強い、個人の特長を生かした、相手が嫌がることを積極的にやってくる、そういうチームだなあと思ってましたので、我々も相手が…言葉は悪いんですけども…戦いを挑んでくるのであれば、J1に2年間留まったチームとしてプライドを持って、そこは真っ向から行こうというようなことでやりました。ちょっとゲーム前半からバトルするような、ファイトするようなゲームでしたけど、その中で点が取れて、前半2-0で終わったということで、非常に我々にとってみるとアドバンテージがあったのかなと。
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