浦レポ by 浦和フットボール通信

レッズレディースが広島に完封勝利でWEリーグ新記録の10連勝!【WE17節 広島R戦】

(Report by 河合貴子)

難敵広島を攻略

連覇を目指し躍進する三菱重工浦和レッズレディースは、ホーム浦和駒場スタジアムにサンフレッチェ広島レジーナ戦に挑んだ。皇后杯・準決勝で3-3と点の取り合いのあげくPK戦にまでもつれ込み、何とか4‐3でPK戦を征することができた相手だ。だが、浦女たちには、全く迷いもない。2‐0の完封勝利をおさめ、WEリーグ新記録の10連勝を飾った。

広島の中村監督は「浦和さんの積み上げたものへの自信、プレー、メンタリティーを含めて完敗だったと思う」と悔しそうに話していた。

華麗なコンビネーションでゲームを支配する浦和に対して、広島は攻守においてパワフルでガツガツとやってくる。広島のユニフォームが白だったこともあり、浦和よりも一回りも体格が良く見え、浦和の柔を強引に抑え込もうとしているように感じる内容であった。怪我をするのではないかとヒヤリとするシーンも見受けられた。実際に37分には、後藤若葉選手が上野選手との競り合いから、岡村來佳選手と負傷交代するアクシデントがあったほどだ。皇后杯の広島戦で、安藤梢選手と猶本光選手がともに左前十字靭帯損傷していただけに不穏な空気がスタジアムを包み込んだ。

だが、浦和は冷静だった。前半は広島のシュートをたった1本に抑え、小気味の良いリズムで主導権を握っていた。セカンドボールをしっかりと拾い浦和は厚みのある攻撃を仕掛けていく。

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