浦レポ by 浦和フットボール通信

浦和の未来を明るく照らす優しい春風のような心が躍る新助っ人の加入会見

(Report by 河合貴子)

サッカーを通して結ばれた赤い絆を感じる

常勝軍団を目指しJリーグ制覇と2025年にアメリカで開催されるFIFAクラブW杯で世界と対等に闘えるために、浦和に大きな力が加わった。清水エスパルス時代に得点王(2022年14得点)にも輝いた経歴を持ち、浦和の得点源として期待されるFWチアゴ・サンタナ選手。そして、マティアス・ヘグモ監督率いるスウェーデン1部リーグBKヘッケンで、チームの心臓部ともいわれるアンカーを任されスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソン選手。さらに、イタリア・セリアAのASローマから6月末までの期限付き移籍であるが、ノルウェー代表MFオラ・ソルバッケン選手だ。

オンラインで行われた3選手の入団会見では、西野TDが「今日紹介する3名はそうした「URAWA Standard」を世界レベルに引き上げる上で、今日ご紹介できる戦力だと思っています」と自信たっぷりに力強く話すほど期待度が高い。

ヘグモ監督から「センターFWには、20得点」と要求されているサンタナ選手には、浦和で得点王に輝いてもらいたいし、グ
スタフソン選手にはピッチの中央で攻守においてバランスを取り浦和の心臓になってもらいたいものだ。

対人にも強く、前線でタメも作れて初速も速く「フィジカル・ウィンガー」と自称するソルバッケン選手には、たった半年間の期限付き移籍ではなく、完全移籍で浦和に骨を埋めるぐらい長期にわたり活躍して欲しいところだ。

西野TDは「半年でも浦和レッズに来ていただいてことはうれしく思っていますし、光栄だと思っています」と話しながらも「長くプレーをしてもらえるような環境を作りを自分たちのできる範囲内で努力できればと思っていますし、そうした所には応援してくれるファン・サポーターの力も必要だと思いますので、このチームでもっとプレーしたいと思ってもらえるようにしていきたいと思います」と、ソルバッケン選手が浦和を離れたくなくなるような環境や応援、雰囲気作りなど浦和を愛する人々の協力を求めた。

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