浦レポ by 浦和フットボール通信

ボードゲームのように配置を変えた前回対戦 監督同士の駆け引きにも注目【轡田哲朗レッズプレビュー/FC東京戦⠀】

(Report by 轡田哲朗)

嫌なムードを断ち切る1戦に

浦和レッズは10日にリーグ第21節のホームゲーム、FC東京戦を迎える。ここまで中断明けは4戦して負けておらず、無得点の試合もないという点ではポジティブだが、2連勝の後に2試合連続引き分けという意味で見れば、勝ち切れない課題を払しょくしきれていないところもある。この試合は、そのようなムードを1つ断ち切れるかという見方もできるかもしれない。

6日の京都サンガFC戦では、相手が背後のスペースを許容しても前に押し出してくるチームだったので、オープンになりがちな展開の中で多くの決定機をつかむことができた。あらためて、背後にスペースがある時の松尾佑介のスピードを感じた場面は多かっただろうし、同時に多くのチャンスを生かしきれなかったもったいなさもあった。ただ、このFC東京戦で同じような試合展開になるかというと、それはちょっと違うかもしれない。

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