【サッカー人気5位】照内利和「ゴール前の所は落ち着いて出来ている 鹿島戦はユー…

浦レポ by 浦和フットボール通信

ショルツが来日初スタメンで片鱗を見せる 西川も驚いたプレーとは【河合貴子 試合のポイント/J25節徳島戦】

(Report by 河合貴子)

徳島に苦しめられるも虎の子の1点を守りきる

天皇杯ラウンド16京都戦の勝利から中2日で挑んだ徳島ヴォルティス戦、徳島に主導権を握られながらも1-0で完封勝利を収めた。

試合後のリモート会見でリカルド・ロドリゲス監督は「一番ポジティブだったのは結果だ」と険しい表情を浮かべるほど、徳島に主導権を握られ苦しい試合内容であった。浦和戦に向けて1週間しっかりと準備をしてきた徳島との差は、コンディション面でも戦術面でも明らかであった。その上、浦和にとってはアウェイだ。コイントスの段階で、徳島にコートの選択権を取られて浦和が風上になってしまったし、風下の後半には激しい雨となり風の優位性が生かすことが出来なかったのが、この試合をより難しくしてしまった。

西川周作選手は「かなりの向かい風の中、ゴールを守らないといけない状況で、風も雨も、ピッチも非常に滑りやすい状況だった。やりたいサッカーが、前半はできないのではないか・・・。開始早々、感じていた。それは、自分の経験値」と危機察知し、徳島にボールを保持されても焦らずにゴールを死守していた。

試合開始から主導権を握ったのは、徳島であった。20分ぐらいまでは、徳島のボールの支配率は何と約78%にもなっていた。徳島は、攻撃のときに右サイドバックの岸本選手が高いポジションを取り、DFラインの3枚でボールを回しながらボランチの岩尾選手を中心として丁寧にボールを繋ぎ、左右に散らしながら攻撃を仕掛けてきた。

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