リカルド監督が考える大分戦勝利のポイントとは
（Report by 河合貴子）
５バックで守る大分をいかにこじ開けるか
芽吹く春が経て新緑がまぶしく輝き始める季節とともに、浦和は少しずつ戦術理解度の浸透が深くなり躍動し始めた。鹿島・清水・徳島との３連戦で、しっかりと勝利を収めて自信をつけたことが大きい。しかし、YBCルヴァンカップを挟む７連戦の初戦となったリーグC大阪戦では、圧倒的にポゼッションしながらもゴールが遠く0－1で惜敗してしまった。
リカルド・ロドリゲス監督は、金曜日のZOOM定例会見で「セレッソ戦は、内容としては勝利に値するものだったと思う。結果が、非常に残念だ。しかし、いい方向に向かっているし、ボールを保持するだけではなく、より多くのチャンスを作り、相手にチャンスを与えないということができてきていると思う」と悔しそうな表情を浮かべながらも、チームの完成度が高くなってきている手応えを感じていた。
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