【サッカー人気5位】【浦和を語ろう】”浦和のクラッキ”サヴィオに聞く:あのシー…

年末のご挨拶と、2025年年始のお知らせ

スコルジャ体制の第2章に期待して

2024年も大晦日を迎えました。

浦和レッズの2024シーズンはペア=マティアス・ヘグモ新監督体制下でスタートして攻撃的な指針を基盤にチーム改革を行いましたが、相次ぐ負傷者と主力選手の移籍などが重なってチーム力を安定させられず、クラブは8月末にヘグモ監督との契約を解除する決断をしました。そして再建の任を託されたのは、2023シーズンに指揮を執り、家庭の事情で1年間でチームを離れたポーランド人のマチェイ・スコルジャ監督でした。

チームマネジメントと守備構築面で多大な才能を発揮するスコルジャ監督はヘグモ監督体制時に問題視されていたディフェンスワークの再整備に着手しました。しかし、その揺り戻しの影響で今度は攻撃力が減退し、チームはシーズン終盤戦に至るまで残留争いを強いられることとなりました。

それでも最終的にはクラブ全体の努力が実り、浦和は12勝12分14敗の勝ち点48で13位という結果で終え、ひとまずJ1での戦いを継続させることができました。しかし今季は天皇杯の出場権を剥奪される中でYBCルヴァンカップは1stラウンド3回戦でJ2のV・ファーレン長崎に屈して敗退し、リーグは先述の通り中位以下に甘んじるという不本意な成績に終わりました。

Jリーグ随一のサポーター数を誇り、資金力も他クラブに決して見劣りしない浦和にとって、この成績を甘んじて受け入れているままにはいかないでしょう。

来季の浦和は”第二次”スコルジャ監督体制の2シーズン目に突入します。来季はリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯に加えて、新たなレギュレーションが設けられたFIFAクラブワールドカップにJリーグ勢で唯一出場する権利を得ており、世界での飛躍も期待されます。

クラブは現在のオフシーズン中に戦力強化を図るべく多くの新加入選手や期限付き移籍からのカムバックなど、優秀な選手の登用を目指し、リーグを含めた全タイトル奪取を目標に据えて力を尽くしていることでしょう。

浦研プラスでは1月12日から実施される予定のシーズン開幕前のプレシーズンキャンプ、浦和の沖縄金武町でのトレーニングの模様を全日程レポートする予定です。

そして近年活発化してきたYoutubeでのライブ配信、各会員の皆様向けのライブ配信、動画コンテンツ更新などに関しましても、これまで以上に分厚く詳細な内容を皆様にお届けする所存です。もちろん各コンテンツを常に充実させるために、弊サイトのレギュラーコメンテーターである福田正博氏やサッカー解説者の坪井慶介氏らの浦和OB陣、エル・ゴラッソ・浦和番記者の沖永雄一郎氏、スペインを中心にヨーロッパシーンのサッカーに精通している小澤一郎氏、数多のJリーグクラブで分析担当として従事した経験のあるサッカーアナリストの杉崎健氏、そしてアカデミー年代の取材に精通している土屋雅史氏などの識者の方々にも引き続きご参加していただき、皆様に良質なコンテンツをお届けできるよう尽力致します。

浦研プラスの年始最初の更新は浦和のチーム始動日となる1月6日を予定しています。

浦研プラス会員の皆様、本年も大変お世話になり、ありがとうございました。そして来年もよろしくお願い致します!

浦研プラス

島崎英純

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