【FUKUDA’S EYE】J1第31節・ジュビロ磐田戦プレビュー(2011/11/1)

磐田の現状とストロングポイント

磐田は前節、セレッソ大阪に0-4と大敗を喫しているが、内容としてはそこまで大差のつくようなものではなかった。相変わらずチームとしてはきっちりとやるべきことをやってくるので、大崩することは無い。セレッソ戦では点差が付いたが、そこまで多くのチャンスを与えていたわけでもなく、磐田も少なからずチャンスを作る事が出来ていた。結果は大差となったが、決して磐田のチーム状態が悪い、と考えてはならないと思う。

前節は、山田大記が体調不良で出場しておらず、センターバックの加賀が出場停止となり、代わりに古賀が出場していた。この2人は、浦和戦で復帰が予想出来る。また、ボランチのロドリゴソウトは別メニュー調整となっているようで、出場するかどうか判らないが、ロドリゴソウトが出てくるのであれば、那須を左サイドバックへ回すことも出来るし、ほぼ万全の状態で浦和戦に臨んでくるだろう。ただでさえ、お互いが同等のコンディションであっても難しい相手だ。そして今回の対戦は、浦和がナビスコカップ決勝で疲弊し、なおかつ日程的にも差が出ている。そういう意味でも、相当厳しい試合になるのは間違いない。

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